インバウンド観光誘致

インバウンド観光誘致に取り組んでいます

宿坊体験の様子

現在の寺院や神社は、信仰心の有無に関わらず、
すべての方が伝統文化や歴史に触れることのできる場です。

しかし、時代の流れと共に寺社仏閣は存在価値も薄れ、
参拝者の減少が進むなど、難しい問題を抱えています。

その一方で、 インターネットの発達により海外から高い関心が寄せられ、
日本を訪れる一つの目的となるなど、希望となる要素もあります。

泰聖寺では日本文化に関心を持つ外国人旅行客に向け、
仏教にまつわる様々な文化体験を提供し、
信仰心の育成や日本文化を伝導する取り組みを始めています。

そして訪日観光利用客には「おもてなし精神」に基づき、
日本の奥深さを知ってもらい、
日本人には日本の伝統心を再認識してもらうような
布教活動になることを願って取り組んでいきます。

下寺町にバス停新設
▲下寺町にバス停新設

シャトルバス
▲シャトルバス

時刻表
▲時刻表

※画像は2017年夏に開設された、近鉄バス 下寺町二丁目(和空下寺町前) 停留所。
観光誘致に向け、周辺地域の利便性もアップしています。

観光客の誘致と宿坊ホテルの誕生

和空下寺町
▲和空下寺町

写経実施場所(大広間)
▲写経実施場所(大広間)

日本政府は2020年の東京オリンピック開催に向け、
「訪日旅行促進事業(ビジット・ジャパン事業)」として、
2000万人の訪日外国人旅行客達成を目指しており、
その側面からも「神社や仏閣の存在」が重要性が増しています。

そんな中、平成29年4月に
全国寺社観光協会「宿坊創生プロジェクト」の一環で、
日本初の宿坊ホテル「和空下寺町」が大阪に誕生しました。

仏教的な文化に現代のニーズを取り入れた「新しい宿坊」に
今後の寺社観光の発展を見出すべく、
全国展開の第一弾として立ち上げられた記念すべき宿坊ホテルです。

今後は観光庁が推進する観光客誘致にあわせ、
この和空下寺町と日本文化発祥地※である天王寺区が中心となり、
大阪に『満足度の高い文化体験の旅』を確立してまいります。

※日本仏教根元地 四天王寺建立地域

宿坊体験ツアーでの写経体験

観光客による写経風景
▲観光客による写経風景

写経では願い事も記入
▲写経では願い事も記入

観光客向けに写経写仏体験を実施しています。

体験中、ただ写経写仏をおこなうのではなく、
仏教の基本思想も同時に理解できるよう、丁寧に解説をおこないながら進めていきます。

  • ・仏教伝来の流れ
  • ・釈迦如来について
  • ・般若心経の解釈
  • ・観自在菩薩について
  • ・空の思想
  • ・般若の意味
  • ・護摩祈祷の祈願心構え などを解説

そして写経では、寺社仏閣に訪れる際、
家内安全や合格祈願といった「願い事」「願掛け」をおこないますが、
ここでも願い事を記入していきます。

初めての読経

読経練習では木魚体験も
▲読経練習では木魚体験も

ローマ字・かなの般若心経を用意
▲ローマ字・かなの般若心経を用意

写経前と写経後、僧侶と般若心経を唱えます。
多くの外国人観光客にとって、初めての貴重な経験です。

唱えると言っても当然、般若心経もその唱え方も知らない方々が大半です。

般若心経をすぐに理解するのは難しいですが、
体験中、少しでも楽しくお経が読めるよう、
般若心経にローマ字やかな(仮名)を振ったパンフレットを準備しています。

また何台かは木魚も用意しますので、
楽しみながら、少し僧侶の気分も味わえるかもしれません。

【泰聖寺発案 外国人観光客様 対象】
ジャパニーズネーム授与

日本寺院初、正式ジャパニーズネーム授与

ジャパニーズネーム授与イメージ
※写真はイメージです。

元来、日本には村人の子供が産まれた際に
寺院僧侶が名前を付けるのが一般的でした。

その名には、その人らしく生きるよう
その名に恥じないような生き方、
善行功徳を積むような仏教的な意味合いを持たせました。

僧侶が授与する名には日本独自の戒名文化もありますが、
戒名とは、その人がどのような人生を歩んだかの歴史を表したものです。

つまり、日本の僧侶は仏教知識の中で名前を付ける専門家であり、
漢字に意味を持たせることが出来ます。

意味のあるジャパニーズネーム(日本名)を
日本観光の記念に頂戴しませんか?

ジャパニーズネーム授与 お布施の目安

正式ジャパニーズネーム授与 お布施の目安
(志納金)
正式ジャパニーズネーム授与 参加費:1~2万円
ジャパニーズネーム授与証明書発行料 5千円

クリアファイルイメージ

お持ち帰り頂けるもの※

オリジナル朱印帳、判子、Tシャツ、扇子など

※実際の費用やお持ち帰り頂くものは、提携先のプランによって異なります。

※泰聖寺の曼荼羅イラストが描かれたクリアファイルにてお渡し致します。

クリアファイルが新しくなりました

新クリアファイル

泰聖寺クリアファイルが新しくなりました!

A4サイズ版クリアファイルには裏面に仏説摩訶般若波羅蜜多心経、
B5サイズ版クリアファイルには裏面に舎利礼文(しゃりらいもん)を記載致しました。
※漢字には全て読み仮名が振られています。

仏説摩訶般若波羅蜜多心経はいわゆる「般若心経」「お経」、
「舎利礼文」大乗仏教の内容が72文字に凝縮されたものです。

クリアファイルは使い勝手もよく、手にすることも多い文具です。
お手に取られた際に、お経の練習をしたり、
ご先祖様を思い返してお唱えになるのも良いでしょう。

泰聖寺エコバッグが誕生しました

エコバッグ

レジ袋有料化によってエコバッグの利用率が高まる中、
泰聖寺でも2種類のエコバッグ『回向(えこう)バック』が誕生しました!

大きいサイズはお買い物用。
底がマチ付きで2リットルのペットボトルがちょうど3本入る大きさです。

小さいサイズは書類用。
A4クリアファイルが入る大きさで、ちょっとした書類の持ち運びや保管に便利です。

泰聖寺のオリジナル曼荼羅イラストが映えるエコバッグ、ぜひご活用ください。

※『回向』とは、お経やお念仏の功徳を、
御先祖さまや故人の為に「回し向け」御供養することです。

自分の修めた功徳を他にも差し向け、自他ともに悟りを得る為の助けとすること。
又、阿弥陀仏が人々に救いの働きを差し向けて、浄土に迎えることを云います。

堺の注染ブランド「左海壺人」縁起手ぬぐい

伝統工芸を取り扱う企業と会合
▲伝統工芸を取り扱う企業と会合

こだわりの縁起手ぬぐい
▲こだわりの縁起手ぬぐい

伝統的な企業とのコラボで商品づくりをしている企業「株式会社 伝統みらい」と会合し、
伝統工芸による魅力的なものづくりについて情報交換を行いました。

今後寺院として何ができるかや、
参拝記念として提供できるものといった話し合いを致しました。

上記画像は、堺の注染ブランド「左海壺人」によって作られた縁起手ぬぐいです。

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