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『読売新聞』6/7(火)朝刊【生活調べ隊】~ネットで定額「派遣僧侶」~について
泰聖寺布教活動の取材記事が掲載されています。

2016 / 06 / 09

『読売新聞』6/7(火)朝刊【生活調べ隊】~ネットで定額「派遣僧侶」~について
泰聖寺布教活動の取材記事が掲載されています。1

『読売新聞』6/7(火)朝刊【生活調べ隊】~ネットで定額「派遣僧侶」~について
泰聖寺布教活動の取材記事が掲載されています。

記事内容は同社のサイト「YOMIURI ONLINE 大手小町」にも
掲載されていますので、ぜひご覧ください。

>> 定額料金で「派遣僧侶」、利用者増の一方で…:YOMIURI ONLINE 大手小町

葬儀や法要の読経供養が必要になった際、
以前は付き合いのあった田舎の菩提寺に連絡し頼んだり、紹介してもらうのではなく、
インターネットなどを通じて僧侶を手配する「派遣僧侶」を利用する人が増えている。
その普及の背景には、分かりやすい料金設定や日常の「寺離れ」の増加がある。

~純空壮宏副住職のコメント~

葬儀法要の際に「御布施の額はお気持ちで」の説明では、家族葬(核家族化)が
主流の中、教えてくれる人も居ないので、納める側の立場になったら戸惑ってしまいます。
インターネットが普及していることで、不明確であった葬儀料金に対して明確化している
ネット葬儀紹介サービスを展開する「小さなお葬式」や「シンプルなお葬式」、
ネットを通じての寺院紹介サービス「てらくる」「お坊さん便」は、
もはや社会のニーズを反映した時代の流れだと思います。
都市部の住民は先祖のルーツである菩提寺とは仏縁が離れ、更に次世代になると
田舎の菩提寺に連絡し、仏事を頼ると云う発想が皆無になります。このことは、
家に重きを置いてきた日本の考え方が個人単位に移行していることも影響しています。

今後の寺院の在り方としては、
葬儀や法要の際に僧侶は必要ナシと考える無宗教派が増加する中、
派遣僧侶を利用して僧侶に読経供養をお願いしたいと想う人に対して
宗教法人格を有した寺院僧侶が故人を供養するだけでなく、
送る側の遺族の悲しみを「グリーフケア」することで仏縁を結び、
繋いでいく役目を担っています。

困っている、悩んでいる、苦しんでいる人を救うと云う
仏教根本思想の観点から物事を観ていけば、入り口や形は変わっても、
故人との想い出を大切にしたいと云う「想い」や「恩返し」の心は
今後も変わらないと現場で日々感じています。

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